こんにちは、代表の勝呂です。ちょっとしたご報告があります。
今年度より、公益財団法人 静岡県産業振興財団の専門家としての登録が完了しました。
静岡県産業振興財団とは、新規開業や独立創業を目指そうとしている方、新分野への進出や事業の多角化など経営革新にチャレンジしている中小企業の方、経営基盤の強化を目指そうとしている中小企業の支援や、企業の研究開発を促進するため産学官連携による支援を行っている組織です。詳しくはこちら→http://www.ric-shizuoka.or.jp/
その事業の一つとして「専門家派遣制度」というものあります。創業・ベンチャー企業、経営革新を図りたい中小企業団体、NPO法人などが財団を通じて民間のアドバイザーに依頼し、依頼を受けたアドバイザーは必要な課題の解決に向けて適切な助言を行っていくというものです。意外とこの制度は周知されておらず私もその一人だったのですが、知ったきっかけは弊社のクライアントがWEBサイトの制作を含む経営革新に向けた事業展開について専門家派遣制度を利用していたことです。
私の助言分野としては「情報化分野」と「デザイン分野」です。「売りたい商品があるがなにをしていいかわからない」「お金をかけてサイトを作ったが作りっぱなし」など、具体的に誰に何を相談したらいいかわからない方々にこの制度をぜひ活用していただければと思います。
私もこの仕事をしていると、どうもホームページ屋と思われているようで依頼に繋がらないかもしれない相談をしていいものか、という声をいただく事があります。世間の広告代理店の方はどうかわかりませんが、私個人の考えとしては必ずしも作らなければいけないものだとは思っていません。「ホームページを作りたいから見積りをお願いしたい」といきなり言われても、「その事業者様にとって本当にホームページは必要なものなのか。作ったところで今後それをどう活用していきたいのか」という前段階から深くヒアリングして、必要ないと思ったときには別の販促方法を考えて提案していきます。
本来私が関わりたい仕事というのは、単純に依頼されたものを作ることではなく、一緒になって最善の方法を考えていくパートナーのような存在。しかしそこには会社として明確な料金設定をすることが出来ずにいました。今回この専門家派遣制度に登録したことで、依頼に繋がらないかもしれないけれど、それでも何かに困っている方と出会うきっかけを作ることができます。
こちらのプロフィールページ、偉そうな横文字並べておりますがカッコつけてるだけです。他にも素晴らしい知識と経験を持ったマーケターの方は山ほどいらっしゃると思いますが、町の小さな商店でも大きな組織でも、どのクライアントも変わらず対峙して寄り添っていくというスタンスは他のところではないのかなと自負しております。
ご興味あればぜひ財団を通じて派遣申請お待ちしております。
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